| 1.化学物質等及び会社情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質等の名称 | テトラメチルこはく酸ニトリル、(Tetramethylsuccinonitrile) | ||
| 製品コード | 22B4517 | ||
| 会社名 | ○○○○株式会社 | ||
| 住所 | 東京都△△区△△町△丁目△△番地 | ||
| 電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| 緊急時の電話番号 | 03-1234-5678 | ||
| FAX番号 | 03-1234-5678 | ||
| メールアドレス | |||
| 推奨用途及び使用上の制限 | 複写機のトナーの重合触媒の副産物 | ||
| 2.危険有害性の要約 | |||
|---|---|---|---|
| GHS分類 | |||
| 分類実施日 | H23.1.31、政府向けGHS分類ガイダンス(H22.7月版)を使用 | ||
| 物理化学的危険性 | |||
| 健康に対する有害性 | 急性毒性(経口) | 区分2 | |
| 急性毒性(吸入:粉じん) | 区分2 | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 区分2(中枢神経系) | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | 区分1(中枢神経系) | ||
| 環境に対する有害性 | 水生環境急性有害性 | 分類実施中 | |
| 水生環境慢性有害性 | 分類実施中 | ||
| オゾン層への有害性 | 分類実施中 | ||
| 注) 上記で区分の記載がない危険有害性は政府向けガイダンス文書で規定された[分類対象外]、[区分外]または[分類できない]に該当するものであり、後述の該当項目の説明を確認する必要がある。 | |||
| ラベル要素 | |||
| 絵表示又はシンボル | ![]() ![]() | ||
| 注意喚起語 | 危険 | ||
| 危険有害性情報 | 飲み込むと生命に危険 | ||
| 吸入すると生命に危険 | |||
| 中枢神経系臓器の障害のおそれ | |||
| 長期にわたるまたは反復ばく露による中枢神経系臓器の障害 | |||
| 注意書き | |||
| 【安全対策】 | |||
| 粉じん、ヒューム、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | |||
| 取扱後は手をよく洗うこと。 | |||
| この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
| 屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。 | |||
| 適切な呼吸用保護具を着用すること。 | |||
| 【応急措置】 | |||
| ばく露したとき、または気分が悪い時:医師に連絡すること。 | |||
| 口をすすぐこと。 | |||
| 吸入した場合:被災者を空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | |||
| 気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 飲み込んだ場合:直ちに医師に連絡すること。 | |||
| 吸入した場合、ただちに医師に連絡すること。 | |||
| 【保管】 | |||
| 換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 | |||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 【廃棄】 | |||
| 内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託すること。 | |||
| 国・地域情報 | |||
| 3.組成及び成分情報 | |||
|---|---|---|---|
| 化学物質 | |||
| 化学名又は一般名 | テトラメチルこはく酸ニトリル | ||
| 別名 | 2,2,3,3,‐テトラメチルブタンジニトリル、(2,2,3,3-Tetramethylbutanedinitrile)、テトラメチルスクシノニトリル、、2,2,3,3−テトラメチルスクシノニトリル、 (2,2,3,3-Tetramethylsuccinonitrile)、 (Tetramethylsuccinic acid dinitrile)、(TMSN) | ||
| 分子式 (分子量) | C8H12N2(136.2) | ||
| 化学特性 (示性式又は構造式) | ![]() | ||
| CAS番号 | 3333-52-6 | ||
| 官報公示整理番号(化審法・安衛法) | 化審法: 安衛法: | ||
| 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 | データなし | ||
| 濃度又は濃度範囲 | 100% | ||
| 4.応急措置 | |||
|---|---|---|---|
| 吸入した場合 | 被災者を空気の新鮮な場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 | ||
| ただちに医師に連絡すること。 | |||
| 皮膚に付着した場合 | 水と石鹸で洗うこと。 | ||
| 皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 眼に入った場合 | 水で数分間注意深く洗うこと。 | ||
| 眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。 | |||
| 飲み込んだ場合 | 直ちに医師に連絡すること。 | ||
| 口をすすぐこと。 | |||
| 予想される急性症状及び遅発性症状 | 吸入 : 痙攣、めまい、頭痛、吐き気、意識喪失、嘔吐。 | ||
| 皮膚 : 吸収される可能性がある。 「吸入」参照。 | |||
| 眼 : データなし | |||
| 経口摂取 : 「吸入」参照。 | |||
| 最も重要な兆候及び症状 | データなし | ||
| 応急措置をする者の保護 | データなし | ||
| 医師に対する特別注意事項 | データなし | ||
| 5.火災時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 消火剤 | 水噴霧、泡消火剤、粉末消火剤、炭酸ガス、乾燥砂類 | ||
| 使ってはならない消火剤 | データなし。 | ||
| 特有の危険有害性 | 加熱されると分解して、腐食性及び/又は毒性の煙霧を発生するおそれがある。 | ||
| 火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。 | |||
| 加熱すると分解し、有毒なヒューム(シアン化物、窒素酸化物など)を生じる。強力な酸化剤と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。 | |||
| 特有の消火方法 | 危険でなければ火災区域から容器を移動する。 | ||
| 安全に対処できるならば着火源を除去すること。 | |||
| 消火を行う者の保護 | 適切な空気呼吸器、防護服(耐熱性)を着用する。 | ||
| 6.漏出時の措置 | |||
|---|---|---|---|
| 人体に対する注意事項、保護具および緊急措置 | 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 | ||
| 関係者以外の立入りを禁止する。 | |||
| 密閉された場所に立入る前に換気する。 | |||
| 全ての着火源を取り除く。 | |||
| 環境に対する注意事項 | 環境中に放出してはならない。 | ||
| 回収・中和 | 漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。 | ||
| 封じ込め及び浄化方法・機材 | 水で湿らせ、空気中のダストを減らし分散を防ぐ。 | ||
| 二次災害の防止策 | プラスチックシートで覆いをし、散乱を防ぐ。 | ||
| 7.取扱い及び保管上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 取扱い | |||
| 技術的対策 | 特別に技術的対策は必要としない。 | ||
| 局所排気・全体換気 | 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。 | ||
| 安全取扱い注意事項 | 粉じん、ヒューム、蒸気、スプレーを吸入しないこと。 | ||
| 取扱後は手をよく洗うこと。 | |||
| この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 | |||
| 屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。 | |||
| 適切な呼吸用保護具を着用すること。 | |||
| 接触回避 | 10項に示す混触危険物質との接触を回避する。 | ||
| 保管 | |||
| 技術的対策 | 特別に技術的対策は必要としない。 | ||
| 保管条件 | 容器を密閉して換気の良いところで保管すること。(換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。) | ||
| 施錠して保管すること。 | |||
| 容器包装材料 | データなし。 | ||
| 8.ばく露防止及び保護措置 | |||
|---|---|---|---|
| 管理濃度 | 未設定 | ||
| 許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標) | |||
| 日本産衛学会 | 未設定 | ||
| ACGIH | TWA 0.5ppm Skin(2010年版) | ||
| 設備対策 | この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には,適切な洗眼器と安全シャワーを設置すること。 | ||
| ばく露を防止するため、作業場には適切な全体換気装置、局所排気装置を設置すること。 | |||
| 保護具 | |||
| 呼吸器の保護具 | 適切な呼吸器保護具を着用すること。 | ||
| 手の保護具 | 適切な保護手袋を着用すること。 | ||
| 眼の保護具 | 適切な眼の保護具を着用すること。 | ||
| 皮膚及び身体の保護具 | 適切な保護衣を着用すること。 | ||
| 衛生対策 | 取扱い後はよく手を洗うこと。 | ||
| 9.物理的及び化学的性質 | |||
|---|---|---|---|
| 物理的状態 | |||
| 形状 | 固体 | ||
| 色 | 無色 | ||
| 臭い | 無臭 | ||
| pH | データなし | ||
| 融点・凝固点 | 170℃ (昇華) ℃ : ICSC(J) (1999) | ||
| 沸点、初留点及び沸騰範囲 | 昇華 : HSDB (2009) | ||
| 引火点 | この物質は可燃性であるが、文献では引火点は不明である。 : ICSC(J) (1999) | ||
| 自然発火温度 | データなし | ||
| 燃焼性(固体、ガス) | データなし | ||
| 爆発範囲 | データなし | ||
| 蒸気圧 | 0.00115 mmHg (25 ℃ (推定値)) : HSDB (2009) | ||
| 蒸気密度 | データなし | ||
| 蒸発速度(酢酸ブチル=1) | データなし | ||
| 比重(密度) | 1.07 : HODOC (2nd, 1989) (1.07g/mL : ICSC(J) (1999)) | ||
| 溶解度 | 不溶性 : HSDB (2009) | ||
| エタノールに可溶 : HSDB (2009) | |||
| オクタノール・水分配係数 | logPow=1.11 (推定値) : SRC (Access on Sep. 2005) | ||
| 分解温度 | データなし | ||
| 粘度 | データなし | ||
| 粉じん爆発下限濃度 | データなし | ||
| 最小発火エネルギー | データなし | ||
| 体積抵抗率(導電率) | データなし | ||
| 10.安定性及び反応性 | |||
|---|---|---|---|
| 安定性 | 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる | ||
| 危険有害反応可能性 | 加熱すると分解し、有毒なヒューム(シアン化物、窒素酸化物など)を生じる。強力な酸化剤と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。 | ||
| 避けるべき条件 | 加熱 | ||
| 混触危険物質 | 強力な酸化剤 | ||
| 危険有害な分解生成物 | 有毒なヒューム(シアン化物、窒素酸化物など) | ||
| 11.有害性情報 | |||
|---|---|---|---|
| 急性毒性 | |||
| 経口 | ラットLD50値: 30mg/kg(ACGIH (2001))。(GHS分類:区分2) | ||
| 経皮 | ウサギLDLo値: 79.4 mg/kg(RTECS (2008))。(GHS分類:データ不足で分類できない。) | ||
| 吸入 | 吸入(ガス): | GHSの定義における固体である。(GHS分類:分類対象外) | |
| 吸入(蒸気): | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 吸入(粉じん): | ラットに4時間ばく露による最小致死濃度は0.235 mg/Lであり、2〜3時間のばく露では60 ppm(0.341 mg/L)が致死量となるとの記載(ACGIH (2002))から、4時間のLC50値は0.235 mg/L 以上、0.341 mg/L 以下と推定される。なお、毒性値(0.235 mg/L)が飽和蒸気圧濃度(0.0084 mg/L)より高いので粉じんとみなした。(GHS分類:区分2) | ||
| 皮膚腐食性・刺激性 | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 眼に対する重篤な損傷・刺激性 | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 呼吸器感作性又は皮膚感作性 | 呼吸器感作性:データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 皮膚感作性:データなし。(GHS分類:分類できない) | |||
| 生殖細胞変異原性 | エームス試験で陰性の(NTP DB (Access on Sep. 2009))。(GHS分類:in vivo試験のデータがなく分類できない。) | ||
| 発がん性 | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 生殖毒性 | ハムスターの器官形成期に非経口的に単回投与した試験で、10 mg/kgで間代強直性痙攣が現れ、20 mg/kgで母動物の37%が死亡し、仔の頭殿長の減少、脳脱出仔を含む同腹仔の増加が見られた(ACGIH (2001))。(GHS分類:データ不足で分類できない。) | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露) | 職業ばく露で事故により痙攣を伴う意識喪失を起こした5件の症例報告(HSDB (2009))、および本物質のTLV-TWA勧告では痙攣と昏睡をもたらす中枢神経系毒性が考慮されているとの記述(ACGIH (2001))がある。なお、動物試験においてもばく露後に激しい痙攣の発現が報告されている(ACGIH (2001))。(GHS分類:区分2(中枢神経系)) | ||
| 特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) | ビニル製品の生産に従事し本物質のばく露を受けた16人の労働者が、頭痛、嘔気、痙攣、昏睡を発症し、実際に12人から頭痛、5人から痙攣の報告(ACGIH (2001))がある。また、本物質のTLV-TWA勧告では痙攣と昏睡をもたらす中枢神経系毒性が考慮されている記述(ACGIH (2001))がある。なお、ラットの90日間経口投与試験(0.001〜10 mg/kg/day)では用量も低く、肝臓への影響は重量増加のみであり、その他重大な毒性は認められなかった(HSDB(2009))。雄ラットの腎臓で唯一認められた形態学的変化は主に近位尿細管における変性と上皮細胞における硝子滴形成であり(HSDB (2009))、雌ラットおよびイヌでは認められておらず、雄ラット特有のα2μ-グロブリン腎症である可能性が高いと考えられるため分類の根拠としなかった。(GHS分類:区分1(中枢神経系)) | ||
| 吸引性呼吸器有害性 | データなし。(GHS分類:分類できない) | ||
| 12.環境影響情報 | |||
|---|---|---|---|
| 生態毒性 | 分類実施中 | ||
| オゾン層への有害性 | 分類実施中 | ||
| 13.廃棄上の注意 | |||
|---|---|---|---|
| 残余廃棄物 | 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。 | ||
| 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。 | |||
| 汚染容器及び包装 | 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。 | ||
| 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 | |||
| 14.輸送上の注意 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 該当の有無は製品によっても異なる場合がある。法規に則った試験の情報に基づく修正の必要がある。 | ||||
| 国連番号 | 3439 | |||
| 品名 | NITRILES, TOXIC, SOLID, N | |||
| Proper Shipping Name | ニトリル類(毒性のもの)(固体) | |||
| クラス | 6.1 | |||
| PG | U | |||
| 海洋汚染物質 | 非該当 | |||
| 国際規制 | 海上規制情報 | IMOの規定に従う。 | ||
| 航空規制情報 | ICAO・IATAの規定に従う。 | |||
| 国内規制 | 陸上規制情報 | 毒劇法の規定に従う。 | ||
| 海上規制情報 | 船舶安全法の規定に従う。 | |||
| 航空規制情報 | 航空法の規定に従う。 | |||
| 特別安全対策 | 移送時にイエローカードの保持が必要。 | |||
| 食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 | ||||
| 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 | ||||
| 重量物を上積みしない。 | ||||
| 緊急時応急措置指針番号 | 151 | |||
| 15.適用法令 | |||
|---|---|---|---|
| 労働安全衛生法 | 名称等を通知すべき危険物及び有害物(法第57条の2、施行令第18条の2別表第9)(政令番号:371) | ||
| 毒物及び劇物取締法 | 劇物(指定令第2条)(政令番号:32) | ||
| 水質汚濁防止法 | 有害物質(法第2条、令第2条、排水基準を定める省令第1条) | ||
| 船舶安全法 | 毒物類・毒物(危規則第3条危険物告示別表第1) | ||
| 航空法 | 毒物類・毒物(施行規則第194条危険物告示別表第1) | ||
| 16.その他の情報 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 参考文献 | 各データ毎に記載した。 | |||
| <モデルMSDSを利用するときの注意事項> 本モデルデータシートは作成年月日時点における情報に基づいて記載されておりますので、事業場においてMSDSを作成するに当たっては、新たな危険有害性情報について確認することが必要です。さらに、本データシートはモデルですので、実際の製品等の性状に基づき追加修正する必要があります。また、特殊な条件下で使用するときは、その使用状況に応じた情報に基づく安全対策が必要となります。 | ||||