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1.2 ガソリンエンジン
検 査 項 目 |
検 査 方 法 |
判 定 基 準 |
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1.2.1 |
(1)本体 |
a 始動性 |
[1] スタータースイッチを操作してエンジンのかかり具合及び異音の有無を調べる。 |
始動が容易で、異音がないこと。 |
b 回転の状態 |
[1]
アイドリング時及び無負荷最高回転時の回転数を調べる。 |
[1]
メーカーの指定する基準値内であり、回転が円滑に続くこと。 |
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c 排気の状態 |
[1]
エンジンを十分に暖機した状態で、アイドリング時から高速回転までの排気色及び排気音の異常の有無を調べる。 |
[1]
排気色及び排気音が正常であること。 |
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d エアクリーナー |
[1]
ケースのき裂、変形及びふた部、接続管等の緩みの有無を調べる。 |
[1]
ケースのき裂、変形又はふた、接続管に緩みがないこと。 |
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e 締付け |
シリンダーヘッド及びマニホールドの締付け部のボルト及びナットの緩みの有無を調べる。 |
緩みがないこと。 |
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f 弁すき間 |
弁すき間を調べる。 |
メーカーの指定する基準値内であること。 |
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g 圧縮圧力 |
圧縮圧力を調べる。 |
メーカーの指定する基準値内であること。 |
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h 過給機 |
[1]
アイドリング時から高速回転時の異常振動及び異音の有無を調べる。 |
[1]
異常振動又は異音がないこと。 |
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i エンジンマウント |
[1]
ブラケットのき裂及び変形の有無を調べる。 |
[1]
き裂又は変形がないこと。 |
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(2) 潤滑装置 |
[1]
オイルパン内の油量及び油の汚れを調べる。 |
[1]
油量が適正で著しい汚れがないこと。 |
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(3) 燃料装置 |
[1]
燃料タンク、燃料ポンプ、ホース、パイプ等からの燃料漏れの有無を調べる。 |
[1]
燃料漏れがないこと。 |
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(4) 高圧ガス燃料装置 |
[1]
導管及び接続部についてガス漏れの有無を調べる。 |
[1]
ガス漏れがないこと。 |
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(5) ブローバイガス還元装置 |
[1]
メターリングバルブに負圧を加えてバルブの作動状態を調べる。 |
[1]
正常に作動すること。 |
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(6) 冷却装置 |
[1]
冷却水の量及び汚れの有無を調べる。 |
[1]
水量が適正で著しい汚れがないこと。 |
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(7) 点火装置 |
[1]
ディストリビューターのキャップのき裂の有無及び高圧コードのはめ合い具合並びに各端子の摩耗及び焼損の有無を調べる。 |
[1]
き裂がなく、はめ合いが正常で、著しい摩耗又は焼損がないこと。 |
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(8)電気装置 |
a 充電装置 |
電流計及び充電表示燈によって機能の異常の有油を調べる。 |
正常に作動すること。 |
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b バッテリー |
[1]
電解液の量が規定の範囲にあるか調べる。 |
[1]
規定範囲内にあること。 |
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c 配線 |
[1]
接続部の緩みの有無を調べる。 |
[1] 緩みがないこと。 |