(7) 焼成工程 暑 熱
健康障害防止対策 |
基 本 的 方 策 |
具 体 的 方 法 |
参 考(関係法規) |
作業環境の改善 | 窯を隔離するか、又は窯からのふく射熱の放射を減少させるための措置を講ずる。 | ○
窯の側壁には、岩綿を吹き付ける。さらに、その上を石綿スレート板でおおうか、又は窯の周囲にグラスウール製のカーテンを吊るす。 ○ 窯の周囲には、石綿スレート板、その他のしゃ熱用つい立てを設置する。 ○ 吹出し方向を調整できる型式の空気の吹出し口を作業者から1〜3m離れたところに設置する。この場合、吹出し風速を5〜6m/s、吹出し空気の温度を15〜20℃、吹出し風量を360〜720/m3時とする。 |
屋内作業場に多量の熱を放散する溶融炉等があるときは、加熱された空気を直接屋外に排出し、又はその放射するふく射熱から労働者を保護する措置を講ずる。(安衛則第608条) |
作業環境測定の実施 | 煉瓦を焼成する業務を行う屋内作業場において作業環境測定を実施する。 (安衛則第587条) | ||
保護具の備付け | 著しく暑熱な場所における業務においては、保護衣等適切な保護具を備える。 (安衛則第593条) |