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3  橋梁型式に固有な基本的事項

  3.1  I形桁

基本的事項

評価内容

参考 施工時における留意事項

3.1.1
架設計算

1 架設応力の量又は質が完成系の応力のそれと異なるときは、部材の耐力を検討すること。特に、[1]部材をつり上げたとき、[2]片持ち式工法で、引張部材として計算されている部分の架設応力が圧縮となるとき、[3]連続桁を一径間ごとに架設するとき等に注意すること。
2 曲線桁等の場合には、偏荷重を考慮すること。
3 横倒れ座屈について検討すること。

 

3.1.2
安全対策

1 足場の組立てに先行して防網が張れないときは、必要に応じ親綱を設置すること。
2 最初の1枚の桁を架設した状態における桁の転倒防止措置を講じること。

1 I形桁を仮置きするときは、方杖を用いる等有効な転倒防止措置を講じること。
2 ウエブ面を鉛直に維持すること。
3 仮置きする場所の地盤の安全性を確認すること。
4 つり込んだ部材の玉掛け用ワイヤロープの取外し時の安全対策を講じること。
5 横取り、ジャッキによる打上、降下等桁を動かす作業を行うときは、桁の転落、転倒等を防止する措置を講じること。