基本的事項 |
評価内容 |
参考
施工時における留意事項 |
4.1.1
ベント工法 |
1
速やかにベント間に防網を張る等墜落防止措置を講じること。
2
支持間隔が大きく、反力が大きいときは、本体部材支持点の応力及び局部座屈を検討すること。 |
1
転倒防止措置及び必要に応じて横倒れ座屈に対する対策を講じること。 |
4.1.2
ケーブル式直づり工法 |
1
架設の進行に並行して桁下足場又は防網を設置すること。
2
横桁をつり桁として利用するときは、つり金具及びその取付部の耐力を検討すること。
3
橋台、橋脚上に鉄塔を建てるときは、橋台、橋脚の耐力を検討すること。 |
1
架設順序が計画どおりであること。
2 架設段階ごとの変位等を確認すること。 |
4.1.3
ケーブル式斜づり工法 |
1
架設の進行に並行して桁下足場又は防網を設置すること。
2
本体の端柱を斜づり用鉄塔に利用するときは、基部をヒンジ構造とするとともに耐力を検討すること。
3 斜づりによる圧縮力に対する本体部材の耐力を検討すること。
4 斜づり金具及び本体部材の取付部の耐力を検討すること。
5
橋台、橋脚上に鉄塔を建てるときは橋台、橋脚の耐力を検討すること。 |
1
架設順序が計画どおりであること。
2 架設段階ごとの変位等を確認すること。
3 支承の固定を行うか、それに代わる措置を講じること。 |
4.1.4
片持ち式工法 |
1
架設の進行に並行して桁下足場又は防網を設置すること。
2 張出し部での作業時における墜落防止措置を講じること。
3
架設中の各段階における桁の応力、変形及び支持点の局部座屈を検討すること。
4 張出し時の安定を確認すること。
5
トラベラークレーンを使用するときは、クレーン重量、据付位置及び使用状態を考慮すること。
6
トラベラークレーンを使用するときは、本体弦材の格間曲げモーメントに対する耐力を検討すること。
7
継手に作用する力に対して仮締めボルト及びドリフトピンの数を検討すること。
8 必要に応じ架設後の応力調整方法を検討すること。
9 支承の固定等横ずれ防止措置を講じること。 |
1
架設部材のボルト締めの状態等緊結状態を確認すること。
2 架設段階ごとの変位等を確認すること。
3 支承の固定状況を確認すること。 |
4.1.5
架設桁工法 |
1
桁の架設作業時における墜落防止措置を講じること。
2
つり金具又は架設桁と本体構造の固定装置及びその取付部の耐力を検討すること。
3
架設桁上につり荷の巻上げ、移動装置があるときは、クレーンとしての所定の手続きを行うこと。 |
1
架設桁と本体構造の緊結を確認すること。
2 本体構造の転倒防止の措置を講じること。
3 クレーンに該当するときは、有資格者が運転すること。 |
4.1.6
送出し工法 |
1
橋台及び橋脚の縁端部及び桁の上面は手すりを設ける等の墜落防止措置を講じること。
2 架設中の各段階にお
ける本体桁の応力及び変形を検討すること。
3
架設中の各段階における支持点(ローラー又は送出し装置)反力による本体の局部座屈を検討すること。
4 張出し時の本体の安定を確認すること。 |
1
支持点、ジャッキ操作点、ローラー通過箇所が計画どおりであること。
2
送出し装置、ローラーの個所には人を配置する等により、送出し量及び本体の状態を確認すること。 |
4.1.7
台船工法 |
1
架設する桁の上面はあらかじめ手すりを設ける等の墜落防止措置を講じること。
2
支持点及びつり点について本体の耐力及び局部座屈を検討すること。
3
送出しに使用するときは水位差を確認すること。また、十分な能力を持つ曳航設備(送出し用及び方向制御用)を用いること。 |
1
架台の位置が計画どおりであること。 |
4.1.8
大ブロック工法 |
1
架設する桁の上面はあらかじめ手すりを設ける等の墜落防止措置を講じること。
2 架設荷重による本体の応力及び変形を検討すること。
3 つり具、つり金具及びその取付部の耐力を検討すること。
4
継手に作用する力に対して仮締めボルト及びドリフトピンの数を検討すること。
5 必要に応じ架設後の応力調整方法を検討すること。 |
1
命令、指揮の徹底を図ること。
2 つり材の揺れ止め対策が十分であること。 |