法令 安全衛生情報センター:ホームへ
ホーム > 法令・通達(検索) > 法令・通達

別表2  ハロゲン及びハロゲン化物の物理的及び化学的性質(その1)

番号

[1]

[2]

[3]

[4]

((5))

((6))

名称

塩素

フッ素

塩化水素

フッ化水素

ジクロロシラン

トリクロロシラン

分子式

Cl2

F2

HCl

HF

SiH2Cl2

SiHCl3

外観(常温常圧)

黄緑色の気体

淡黄色の気体

無色の気体

無色の気体

無色の気体

無色の気体

臭気

刺激臭

刺激臭

刺激臭

刺激臭

刺激臭

刺激臭

ガス比重
(空気=1)

2.49

1.312

1.27

1.858

3.51

4.70

液密度
(g/ml)

1.468
(0℃)

1.507
(−188.1℃)

1.27
(−36℃)

1,858
(19.5℃)

3.51
(7℃)

1.34
(20℃)

沸点(1atm)

34.05℃

−188.1℃

−85.0℃

19.5℃

8.2℃

31.8℃

融点(1atm)

−100.98℃

−219.6℃(1.66mmHg)

−114.2℃

−83.4℃

−12.2℃

−126.5℃

蒸気圧

100mmHg
(−71.9℃)

109.2mmHg
(−202℃)

100mmHg
(−114.0℃)

100mmHg
(−83.4℃)

100mmHg
(−12.2℃)

100mmHg
(−16.4℃)

臨界圧力

76.1atm

51.47atm

81.5atm

64.0atm

46.15atm

臨界温度

144℃

−128.8℃

51.4℃

188.0℃

176℃

水に対する溶解度

7.3g/1
(20℃)

反応する。

82.31g/100g
(0℃)

フッ化水素酸を生成。

反応する。

反応する。

水との反応性

水と反応して塩化水素を生成する。

水と激しく反応し、フッ化水素を生成して酸素を放ち、オゾンを生ずる。

反応はしないが水にはよく溶ける。

反応はしないが水にはよく溶ける。

加水分解し、塩酸とポリシロキサンの混合物を生成する。

水と激しく反応し塩酸を生成する。

燃焼性

支燃性

支燃性

不燃性

不燃性

可燃性

可燃性

その他の物質との反応性

H2と爆発的に反応する。
ほとんどの金属と反応する。

すべての元素と直接反応する。その反応の激しさは一般に温度に依存する。

フッ素と激しく反応する。
多くの金属と反応して、塩化物と水素を生成する。

反応性に富み、金属の酸化物、水酸化物と容易に反応する

アセトンと反応する。

ハロゲンと室温で反応する。

腐食性等使用上の注意

H 2と爆発的に、NH3と激しく反応するので、共存させないこと。
空気より重い腐食性ガス。

腐食性

水分の存在で強酸。ほとんどの金属を侵す。腐食性

腐食性

微量水分の存在で強酸。腐食性

水分の存在で強酸。腐食性