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(参考)

              フラットデッキに関する安全率について

1.許容スパン表
  フラットデッキ設計施工指針の許容スパン表[1]のほか、より安全率を高めた設定のスパン表[2]および
 [3]は下記のとおりです。
  現場の状況、施工計画等により必要に応じてご参照ください。(単位:mm ただし10mm単位で切捨て表示)
※ コンクリート種別:普通コンクリート(ρ=2.4t/m3)

<<安全率について>>
[1]
安全率(1.3):『床型枠用鋼製デッキプレート(フラットデッキ)設計施工指針・同解説』により定められた値です。
(短期許容応力度=205N/mm2)
[2]
安全率(1.6):安全率1.3と2.0のほぼ中間の値です。(中期許容応力度=168N/mm2)
[3]
安全率(2.0):安全衛生規則241条、型枠支保工の許容応力値の安全率を参考にした値です。
(長期許容応力度=135N/mm2)
※ 安全率の低いスパン表を使用する場合かつ板厚の薄い材料を使用する場合は、過度な集中荷重を  避ける等、より十分な安全管理を行ってください。 ◆ 中間支保工なしの場合 ◆ 中間支保工を設ける場合(注意―表中の数値はスラブスパン2Lを示す) 2.かかり代の確保 かかり代と最大強度の割合* 【注意事項】 フラットデッキかかり代不足等により、オフセット寸法が40mmを超えると、フラットデッキ端部 (エンドクローズ部)強度が低下しますので、オフセット寸法は原則40mm以下として下さい。
* 出典―産業安全研究所安全資料 床型枠用鋼製デッキプレート(フラットデッキ)の安全性、 NIIS-SD-No.19(2005)