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(令和3年4月20日 基発0420第3号により廃止)

表3  熱中症の症状と分類
分類 症状 重症度
I度
めまい・失神
  
(「立ちくらみ」という状態で、脳への血流が瞬間的に不十分になったことを示し、“熱失神”と呼ぶこともある。)
筋肉痛・筋肉の硬直
  
(筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴う。発汗に伴う塩分(ナトリウム等)の欠乏により生じる。これを“熱痙攣”と呼ぶこともある。)
大量の発汗
下向き矢印
II度
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
  (体がぐったりする、力が入らないなどがあり、従来から“熱疲労”といわれていた状態である。)
III度
意識障害・痙攣・手足の運動障害
  
(呼びかけや刺激への反応がおかしい、体がガクガクと引きつけがある、真直ぐに走れない・歩けないなど。)
高体温
  
(体に触ると熱いという感触がある。従来から“熱射病”や“重度の日射病”と言われていたものがこれに相当する。)