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[別紙]
          中小規模事業場集団リスクアセスメント研修事業について

1. 研修の趣旨・目的
  生産工程等の多様化・複雑化が進展し、事業場内の危険性や有害性が多様化していることから、事業場
 内の危険・有害要因が見えにくくなっています。
  リスクアセスメントは、作業に伴う危険性や有害性を見つけ出し、これを除去、低減するための手法で、
 確実に、効果的に労働災害を防止できます。
  そこで、中小規模事業場にリスクアセスメントが円滑に導入・実施されるよう、労働災害発生率の高い
 業種を対象として、リスクアセスメントに関する実践的な研修を実施することにより、中小規模事業場に
 おける労働災害防止を図ることを目的としています。

2. 研修対象者
  原則として労働者数50人未満規模の事業場で安全衛生管理に責任を持っている方

3. 研修の概要
 (1) 研修内容: (受講料無料)
   座学主体と演習主体の研修を各々半日程度、2回に分けて行います。
  [1] リスクアセスメントの進め方の基本を習得する座学研修(3時間30分)
  [2] 事例発表、演習を中心としたリスクアセスメントの実践研修(4時間)
    実践研修は10人以内のグループに分かれて行います。
 (2) 研修実施場所
   事業場集団内の会議室又は付近の公共施設の会議室で、30人程度が着席・収容できる大きさ。
 (3) 研修受講者数の目安
  [1] 座学研修の受講者数は10人以上30人以内(1事業場につき原則として参加者1人)
  [2] 実践研修の受講者数は10人以内
    グループの分け方は、同業種、同程度の規模など、事業場の類似性を考慮します。
 (4) 研修実施時期
   2012年8月〜2013年1月の間に、座学研修及び実践研修を実施します。
   両研修の間は、概ね1ヶ月以上2ヶ月以内の期間を空け、受講者数30人の場合、座学研修1回、実践研
  修3回(10人×3回、同一日の場合もあります)と、延べ4回行います。
 (5) 研修の講師
   労働安全(衛生)コンサルタント等リスクアセスメント研修実務の経験を有する者
 (6) 研修受講修了証の交付
   研修修了者に対しては、研修受講修了証を交付します。
 (7) リスクアセスメント事例集の提供
   業種別リスクアセスメントへの取組の具体的事例を掲載した事例集(30ページ程度)を研修参加事業
  場に提供します。

4. 事業場集団事務局に行っていただく主な事項
  委託先機関から以下の協力依頼がありますので、これに対して御協力をお願いします。
 (1) 研修会のスケジュール調整(座学及び実践研修の日程確保と場所決め)
 (2) 集団内事業場に対する研修案内の周知及び参加勧奨