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圧気シールド工事及び圧気ケーソン工事に係るセーフティ・アセスメントについて

改正履歴


  建設業における労働災害の防止については、従来から労働安全衛生行政の重点として諸般の施策の推進
に努めてきたところであるが、今なお死亡災害は全産業の約4割を占めており、引き続き労働災害防止対
策を積極的に推進する必要がある。
  このため、仕事の工程、機械設備等についての危険性を事業者自ら事前に安全衛生面から評価し、その
対策を検討することにより、施工段階における安全衛生を確保する手法の開発に努めてきたところである。
  その一環として、建設業労働災害防止協会に圧気工事における事前評価の手法等についての検討を委嘱
していたが、今般、同協会が設置した「圧気工事セーフティ・アセスメント検討委員会」(委員長  丸安
隆和東京大学名誉教授)からその検討結果が報告された。本省においては、この検討結果に基づき、別添
1のとおり「圧気シールド工事に係るセーフティ・アセスメントに関する指針」を、別添2のとおり「圧
気ケーソン工事に係るセーフティ・アセスメントに関する指針」をとりまとめた。
  ついては、関係事業者において本指針が徹底され、実効あるセーフティ・アセスメントが実施されるよ
う指導するとともに、労働安全衛生法第88条第4項に基づく計画の届出を審査する際等にも活用されたい。
  なお、本指針は事業者自ら施工中の安全性等をより高めるために、施工計画を安全衛生面から評価し、
安全衛生対策の樹立を行う際に用いられる基準として作成されたものであり、事業者の工事中における安
全衛生対策の基準として用いられるものではないことに留意されたい。
  また、別添3のとおり、関係団体に対し、本指針の普及徹底を図るよう要請したので了知されたい。
(別添1から別添3までは省略)