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「足場先行工法に関するガイドライン」の改正について

改正履歴
                                      基発第0210001号
                                      平成18年2月10日


都道府県労働局長 殿
      
                                  厚生労働省労働基準局長
                                     


         「足場先行工法に関するガイドライン」の改正について


 木造家屋等低層住宅建築工事における労働災害防止対策については、平成8年11月11日付け基発第660号
「木造家屋等低層住宅建築工事における労働災害防止対策の推進について」(以下「660号通達」という。)
により、「足場先行工法に関するガイドライン」を示し、これに基づく足場先行工法の普及を図ってきた
ところである。この結果、木造家屋建築工事において、墜落災害による死亡者数は、平成8年当時の108人
と比較すると大幅に減少していているものの、なお、平成16年には63人が墜落災害により死亡していると
ころである。
 その原因として、
 [1] 建方作業のため、足場の一部が開放された状態のまま作業することがあること。
 [2] バルコニー上で無足場の状態のまま作業することがあること。
等、現在の「足場先行工法に関するガイドライン」では対策が講じられていない課題が生じているところ
である。
 これらの課題等に対応するため、今般、660号通達別添2の「足場先行工法に関するガイドライン」を別
紙のとおり改正するので、関係事業者に対しその普及徹底を図り、木造家屋等低層住宅建築工事における
安全対策の一層の推進を図られたい。
 なお、別添により関係団体に対しその周知及び普及について、協力を要請したところであるので申し添
える。