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3  安全プレス(平成24年3月30日 自主検査指針公示第1号により廃止)

検 査 項 目

検 査 方 法

判 定 基 準

1 ガード式の安全プレス (1) ガード及びその駆動部 [1] 簡単に取外しのできる覆い類を取り外し、外見上の異常の有無を調べる。
[2] 摺動部分及び回転部分の損傷及び摩耗の有無を調べる。
[3] 機械を運転して、ガードの開閉を数回行い、異常の有無を調べる。(寸動の場合を除く。)
[1] 損傷又は変形がなく、かつ両側面の囲いの取り付けが確実であること。
[2] 損傷又は摩耗がないこと。
[3] ガードを閉じなければスライドが作動せず、かつスライドの作動中はガードを開くことができないこと。
2 両手操作式の危険防止機構 (1) 押しボタン等 [1] 摩耗及び損傷の有無を調べる。
[2] 押しボタン等を操作し、押しボタン等の動きを数回調べる。
[3] 押しボタンの保護リングの破損の有無を調べる。
[4] 押しボタンを取り出し、接点の焼損の有無及び可動部分の異常の有無を調べる。
[5] 押しボタン等の間隔をスケールにより調べる。
[6] 押しボタン等と危険限界との距離をスケールにより調べる。
[1] 摩耗又は損傷がないこと。
[2] 円滑に動くこと。
[3] 破損がないこと。
[4] 接点に著しい焼損がなく、油又は異物が入っていないこと。
[5] 300ミリメートル以上であること。
[6] メーカーが指定する距離以上であること。
(2) 操作装置 [1] 主電動機を起動し、押しボタン等をそれぞれ片手で操作し、異常の有無を数回調べる。
[2] スライドの作動中に押しボタン等からそれぞれ片手を離し、異常の有無を数回調べる。
[3] 押しボタン等を両手で押し続け異常の有無を数回調べる。
[4] [3]の検査に続いて、押しボタン等からそれぞれ片手を離し、再び押して、異常の有無を数回調べる。
[1] スライドが作動しないこと。
[2] 確実に急停止すること。
[3] 一行程ごとに、確実にスライドが停止すること。
[4] スライドが作動しないこと。
3 光線式の危険防止機構 投光器及び受光器(反射板を含む) [1] 覆いを取り外し、損傷、変形及び汚れの有無を調べる。
[2] 表示ランプ及びチェックボタンの状態を調べる。
[3] 各光軸ごとに、投光器側で光線をしゃ断し、作動状態を調べる。
[4] 取付け高さの範囲をスケールにより調べる。
[5] 光軸面と危険限界との距離をスケールにより調べる。
[1] 損傷、変形又は汚れがないこと。
[2] 確実に作動すること。
[3] 確実に作動すること。
[4] メーカーが指定する高さの範囲に、確実に取り付けられていること。
[5] メーカーが指定する距離以上であること。
4 切換えスイッチ等 切換えスイッチ スイッチを各切換位置にセットし、安全機能を数回調べる。 スイッチの切換えにより、各位置において安全機能が確実に作動すること。