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別表2  ハロゲン及びハロゲン化物の物理的及び化学的性質(その3)

番号

((13))

((14))

((15))

16

17

18

名称

三塩化ホウ素

三フッ化ホウ素

三塩化ヒ素

四フッ化炭素

クロロトリフルオロメタン

三フッ化メタン

分子式

BCl3

BF3

ASCl3

CF4

CClF3

CHF3

外観(常温常圧)

無色の気体

無色の気体

油状の気体

無色の気体

気体

無色の気体

臭気

刺激臭

刺激臭

無臭

無臭

ガス比重(空気=1)

4.07

2.38

6.29

3.05

液密度(g/ml)

1.434
(0℃)

1.571
(−99.9℃)

2.15
(25℃)

1.317
(−80℃)

1.437
(−155.2℃)

沸点(1atm)

12.5℃

−99.8℃

130.21℃

−128.0℃

−81.4℃

−82.0℃

融点(1atm)

−107℃

−128.1℃

−16℃

−186.8℃

−155.2℃

蒸気圧

100mmHg
(−32.4℃)

100mmHg
(−123.5℃)

100mmHg
(70.9℃)

100mmHg
(−150.7℃)

100mmHg
(−110.7℃)

臨界圧力

38.2atm

49.2atm

36.9atm

38.7atm

47.75atm

臨界温度

178.8℃

−12.2℃

−45.6℃

28.9℃

25.9℃

水に対する溶解度

反応する。

反応する。

反応する。

15wpm(25℃)

0.1wt%

水との反応性

水により容易に分解して、ホウ酸と塩化水素を生ずる。

加水分解して、フルオロホウ酸になる。水又は空気中の湿気で分解し、ホウ酸とフッ化水素を生ずる。

加水分解して、HClとAS2O3を生成する。

安定

ほとんど水に溶けず反応もしない。

水にわずかに溶解するが、反応はしない。

燃焼性

不燃性

不燃性
500℃まで加熱しても安定

不燃性

不燃性

不燃性
可燃性のガスと混合して点火すると、わずかに有毒ガスを発生する。

不燃性
可燃性のガスと混合して点火すると、分解し、有毒ガスを発生する。

その他の物質との反応性

ビリジンやニトロベンゼンと付加化合物を生成する。

アルカリ及びアルカリ土類金属で還元される。銅、銀、カルシウムの塩化物と反応す。ゴムを侵す。

NaOHと反応する。
H2Sとはわずかな湿気でも反応する。通常の有機溶媒に溶解する。

安定

高温である金属の存在により分解し易い。
鉄、銅中では150℃まで安定

ブタン、ベンゼン、、トルエン、アルコール、ケトン等に溶解。グルコール、グリセリン、フェノールには不溶である。

腐食性等使用上の注意

乾燥状態では安全であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。

乾燥状態では安定であるが、水分との反応で塩化水素を発生すると腐食性となる。

腐食性

腐食性はない。

腐食性はない。