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9.作業環境

基本的事項

評 価 内 容

(1) 坑内環境

 
 

[1] 温度、炭酸ガス

・ 温度・炭酸ガス濃度の基準を定め、定期的に測定すること。
・ 測定結果を記録し、これを保存すること。
・ 測定結果に応じ、必要な措置を講じること。

[2] 視界、照明

・ 安全に作業を行うための視界を保持すること。
・ 作業箇所及び通路面は、必要な照度を保持すること。
・ 照明設備は、明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせない措置を講じること。
・ 照明設備は定期的に点検すること。

(2) 換気

・ 換気方法は、工事規模、施工方法等を考慮した適切なものとすること。
・ 換気量の測定、漏風のチェック等、換気の管理を行うこと。
・ 測定結果に応じ、必要な措置を講じること。
・ 測定結果を記録し、これを保存すること。

(3) ディーゼル排ガス

・ 適切な換気計画を定めること。
・ 排出ガス対策型建設機械を使用すること。

(4) 発破後ガス

・ 適切な換気計画を定めること。

(5) 粉じん対策

・ 適切な換気計画を定めること。
・ 坑内の掘削、積込み場所等粉じん発生のおそれのある箇所には、湿潤な状態に保つための設備を設ける等の措置を講じること。
・ 粉じん濃度を定期的に測定すること。
・ 測定結果を記録し、これを保存すること。
・ 測定結果に応じ、必要な措置を講じること。
・ 呼吸用保護具等の適切な保護具を備え付けること。

(6) 振動、騒音対策

 
 

[1] 振動

・ 防振対策を施した振動工具の使用を計画すること。
・ 防振手袋を使用する等作業方法の適正化を行うこと。
・ 振動業務の作業時間管理を行うこと。
・ 作業開始時等に体操を行うこと。
・ 労働衛生教育を行うこと。

[2] 騒音

・ 騒音測定の実施と測定結果に基づく措置を行うこと。
・ 防音保護具を使用すること。
・ 労働衛生教育を行うこと。

(7) その他

・ 作業場は、清潔に保つこと。
・ 湿潤現場では、被服の乾燥設備を設けること。
・ 適当な数の便所又は便器を備えること。