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(平成23年10月28日 基安労発1028第1号・基安化発1028第1号により廃止) 参考情報3 1-クロロ-2-ニトロベンゼンの基本情報
| 化学式 | C6H4ClNO2 | |
| 別名 | o-クロロニトロベンゼン | |
| CAS No. | 88-73-3 | |
| 物理化学的性質 | 分子量 比重 融点 沸点 引火点 |
157.56 1.358 33℃ 245℃ 127.2℃ |
| 常温での性状 | 黄色固体。 | |
| 生産量 | 7,500t(推定)(平成16年度) | |
| 用途(中間体等) | アゾ染料中間物の原料 | |
| 法令による規制の現状 |
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律:第2条第2種監視化学物質
毒物及び劇物取締法:第2条別表第2劇物
特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律:第2条特定有害廃棄物等
(0.1wt%を超えるもの)
外国為替及び外国貿易法:輸出令別表第2の35の2項(0.1wt%を超える廃棄物)
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律:施行令別表第1有害液体物質
船舶安全法:危規則第2条危険物等級6.1毒物
航空法:施行規則第194条危険物毒物
港則法:施行規則第12条危険物 |
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| がん原性評価 | 日本産業衛生学会 :なし ACGIH :なし IARC :3 (Not classifiable as to carcinogenicity to humans) |
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| 動物に対する評価 | 急性経口毒性LD50:135-140mg/kg(マウス) | |
| 国が実施したがん原性試験等の結果概要 (経口) |
ラットでは、雄雌に肝細胞がんと肝細胞腺腫の発生増加が認められ、がん原性を示す証拠であると考えられた。 マウスでは、雄雌に肝細胞がん、肝芽腫及び肝細胞線腫の発生増加が認められ、がん原性を示す明らかな証拠であると考えられた。 |
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| 変異原性の有無、強さ | 日本バイオアッセイ研究センターで実施した変異原性試験では、微生物を用いた試験及び培養細胞を用いた試験の何れも陽性を示した。 微生物を用いた試験の比活性値は9.87×102 /mg(菌株:TA100、代謝活性化あり)培養細胞を用いた染色体異常試験のD20値は0.6 mg/mL(細胞株:CHL/IU、代謝活性化なし)であった。 |
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| ばく露限界 | - | |
| ヒトへの影響 | - | |
| 資料出所 | 14906の化学商品」化学工業日報社(2006) 「労働安全衛生法有害性調査制度に基づく既存化学物質変異原性試験データ集」 日本化学物質安全・情報センター |
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