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別表(平成23年6月1日技術上の指針公示第18号により廃止)

項目

方 法

基 準

絶縁抵抗

500V絶縁抵抗計を用いて、電防装置の外箱(接地端子)と充電部分との間及び電防装置を取り付けた溶接機の電源側と出力側との間の絶縁抵抗の値を測定する。 1MΩ以上であること。

電磁接触器の作動及び表示燈の明暗

電源を入れ、点検用スイッチを数回入れたり切ったりする。 電源を入れると表示燈が薄暗く点燈し、点検用スイッチを入れると電磁接触器が接触して表示燈が明るくなり、点検用スイッチを切ると遅動時間経過後、電磁接触器が開放して表示燈が再び薄暗くなること。

電防装置の電源電圧

2−1−2(1)イの電防装置にあっては、電防装置を取り付けた溶接機の電源側端子間に電圧計を接続してその値を測定する。 測定値が電防装置の定格電源電圧の値の85%から110%までの範囲であること。
2−1−2(1)ロの電防装置にあっては、電防装置を取り付けた溶接機の出力側端子間に電圧計を接続し、当該溶接機の出力電流が最小値及び最大値をとる場合について、点検用スイッチを用いて、それぞれ遅動時間中の当該溶接機の出力側無負荷電圧の値を測定する。 測定値が電防装置の外箱に表示してある適用溶接機の出力側無負荷電圧の下限値の85%から上限値の110%までの範囲であること。
2−1−2(1)ハの電防装置にあっては、補助電源の出力側端子間に電圧計を接続して、その値を測定する。 測定値が電防装置の定格電源電圧の値の85%から110%までの範囲であること。

電防装置の出力側無負荷電圧

ホルダー側と被溶接物側との間に電圧計を接続して、その値を測定する。 30V以下であること。

遅動時間

ホルダー側と被溶接物側との間に時間計を接続し、遅動時間を測定する。(下図参照。下図は主接点が溶接機の出力側にある場合の例を示すものである



(手順)
1.時間計用スイッチを切った状態で 電源を入れる。
2.溶接棒を被溶接物に接触させてアークを発生させる。
3.時間計用スイッチを入れる。
4.溶接棒を被溶接物から離してアークを停止させる。
5.時間計の指示値を読む。
1.5秒以下であること。
備考
「電防装置の出力側無負荷電圧」とは、溶接機のアークの発生を停止させ、電防装置の主接点が開路された場合に溶接棒と被溶接物との間に生ずる電圧をいう。