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工夫・改善事例

カメラを利用したアーク溶接ロボットへのティーチング

業種

自動車・同付属品製造業

動機

自動車の足まわり関係は、プレス加工された部品をロボットにてアーク溶接を行い、組み立てている。その自動溶接ラインでは、ロボットにその溶接ポイント部をティーチ(教示)し、溶接作業を行うようにしなければならない。

従来、ティーチ作業者は、ロボットの可動範囲内で作業をしなければならず、しかもティーチポイントに注意が集中しているため、ロボットの誤操作、電磁ノイ ズ等による暴走等が原因でロボットと部品との間に挾まれたり、巻き込まれたりする危険があり、また足場が悪く転倒する恐れもあった。

そのため、ティーチ作業の際には、誤操作などの異常時に、瞬時にロボットを停止できるように監視人を配置していたが、十分に安全を確保できているとはいえなかった。

内容

ロボットに望遠カメラとレーザー発振器を取り付け、ロボット可動範囲外(安全柵の外)でモニターテレビを見ながら、ティーチ作業ができるような工夫をし た。モニターテレビの画面で、ティーチポイントに規格円の中心とレーザーの光スポットを合わせることにより、3次元の溶接ポイントのティーチを行えるよう にした。

また、安全柵外からロボットを溶接ポイント近くに持っていく操作性をよくするため、3倍の広角カメラも取りつけている。

効果

この方法を用いることにより、ティーチ作業をロボットの可動範囲外で監視を必要とせずに1人で行えるようになり、本質安全化と作業の効率化が図られた。また、ロボットの可動範囲外でティーチ作業が行えるため、ティーチ作業者の挾まれ、接触等の危険が解消できた。

期間

平成3年6月〜12月(7カ月間)

費用

概算 50万円

特許・実用新案申請の有無

申請中

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