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調査研究情報

中小零細企業経営者の労働災害防止意識とその対策実態に関する調査報告書

調査研究機関・研究者名
  • 中央労働災害防止協会
  • 中小零細企業労働災害防止対策研究会
内容

中小規模事業場において発生する労働災害が労働災害全体に占める割合は非常に高く、労働災害全体の80%以上が1〜99人規模の事業場で発生しており、死亡災害にあっても約80%が同じく1〜99人規模の事業場で発生している。したがって、我が国の労働災害をなくしていくためには、中小規模事業場における安全衛生活動の促進を図ることが、重要な課題である。

中小零細企業においては、資金、技術、要員、従業員教育、労働環境、労働条件等、種々の面で大企業に比し不利な点があり、このため、労働災害面では非常に問題の多い分野である。これらの要因の中には、短期的には解決できない問題も多いが、まず、第一に経営者が労働災害防止に対してどのような意識をもっているかということが、極めて重要な点である。

本調査は、このような観点から、中小零細企業の経営者の労働災害防止についての意識及びそれに基づいた活動実態を主にし、さらに、従業員側の意識、評価を副次的に調べたものである。データ数等日本の中小零細企業の全体を論ずるには、不十分な部分もあるが、その一端を知るには有用な資料である。調査の内容は、次の11項目である。

  • ・職場の状況や安全衛生に関する現状把握と認識
  • ・労働災害防止、職場の安全衛生を促進するための内容の重要性評価
  • ・職場の安全衛生促進で実施した内容とその達成度、今後充実したい内容
  • ・労働災害の原因認識、責任の認識
  • ・労働災害、通勤災害の発生状況
  • ・労災保険、労災指定病院の認識
  • ・安全・衛生管理者、安全衛生推進者と活動報告
  • ・労働災害防止対策が徹底できない理由
  • ・中央労働災害防止協会諸事業活動
  • ・労働災害防止に関する経営者と従業員の意識の差異
  • ・対象企業の概要
目次
  • 第1章 回答企業の概要
  • 第2章 労働災害防止と職場の安全衛生促進活動
  • 第3章 労働災害防止の周知徹底と労働災害への対処
  • 第4章 労働災害防止と安全・衛生事業への認知と関心
  • 第5章 質問と数表
発行年月
平成7年度(平成8年3月)
備考
-

<ご利用する際の留意事項>

各年度に掲載されている報告書等の問い合わせ先等は、報告書等を作成した時のものです。

平成22年度までの調査研究情報は、厚生労働省の委託事業で掲載したものです。

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