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工夫・改善事例

押さえ込み機構によるボデー吊具

業種

自動車・同付属品製造業

動機

自動車ボデーを持ち上げる場合、従来は通常の2点吊具を使用していたが、ボデーがズレ落ちたり、前後のバランスを取るためにウエートを載せなければならないこともあり、車両の損傷、不安全状態、作業性の悪さ等、種々の問題があった。

そこで、ボデーを持ち上げた時、滑らないフックを開発できないかと考えたのが、考案の動機である。

内容

本考案は、従来と同様の単純な操作で、ボデーの自重を利用してルーフを挟み込むようにしたもので、たとえ運搬中バランスを崩しても、吊具から滑らない構造とした。

効果

ボデーが滑り落ちることによるボデーの損傷や、不安全状態が解消されるとともに、ウエートの積み降ろし等の作業がなくなった。これらによって、ボデーの運搬作業が安心して実施できるようになった。

期間

平成元年2月〜6月

費用

10,000円/基、2基作成

特許・実用新案申請の有無

無し

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