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調査研究情報

高齢化への対応−最新データと改善事例−

調査研究機関・研究者名
中央労働災害防止協会
「高齢化への対応調査研究委員会」
委員長   大久保 堯夫(日本大学生産工学部 教授)
内容

急速に進んでいる高齢化社会において、高年齢労働者の占める割合も昭和59年の27.8%から平成7年には32.9%と増加しており、今後も、その傾向は進行するものと予測される。このような労働者の高齢化が進んでいく状況においては、高年齢労働者の労働災害の防止は重要な課題であり加齢に伴う心身機能の低下も考慮した対策の実施が望まれる。

このような状況のもと、高年齢労働者がもつ豊富な知識・経験等の能力を十分発揮することができ、かつより安全に作業を進めるための安全衛生対策について多面的な検討を行った。

本書は、人間工学的な面からの高年齢労働者の安全衛生対策をまとめたもので、現場で抱える問題点とその対策事例が中心となっている。また、本書の構成は次のとおりである。

第1章では、高年齢労働者の特質として、高年齢労働者の労働災害発生状況、加齢による心身機能変化について記述している。

第2章では、各職場における留意点とその対策事例として、まず、作業能力低下による影響、高年齢労働者が起こす災害のパターン等についてのアンケート調査結果を取りまとめ、次いで視力低下、聴覚低下、平衡感覚低下、重筋作業低下、記憶力低下に対する各対策事例並びに管理、教育の在り方についてのヒアリング調査結果を6社分紹介している。

第3章では、対策事例のまとめと高年齢労働者の安全衛生対策についての提言となっている。

目次
  • 高年齢労働者の特質
  • 各職場における留意点とその対策事例学
  • 化学物質過敏症:実用的な基準に向けて
資料
発行年月
平成9年度(平成10年3月)
備考
-

<ご利用する際の留意事項>

各年度に掲載されている報告書等の問い合わせ先等は、報告書等を作成した時のものです。

平成22年度までの調査研究情報は、厚生労働省の委託事業で掲載したものです。

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